日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

微生物発酵のことなど

 11月も今日で終わり、令和6年もあと一ヶ月を残すのみとなりました。今朝の室内気温は、18℃で昨日より少しばかり上がりました。例年、この時期は年賀状作りで頭を悩ませていましたが、年初に年賀状じまいのご挨拶をしましたので、今年は肩の荷が降りたような気分で過ごせています。

ブログを始めてからず~と使っていた安価な小型デジカメが壊れ、電源が入らなくなってしまいました。代用として、スマホのカメラで対応しようとしたのですが、画質の面で思うような写真が撮れませんでした。

hideやんのスマホはOSがAndroidだったので調べてみると、カメラ性能においてiPhoneより劣ることを知りました。ということで、今回のブログは古い一眼レフのカメラで撮影することにしました。今後はどうするか! ただ今思案中です。


 酷暑が続いた夏も終わり、やっと涼しさを通り越して冬に近いような気候になってきました。この季節は、有用性微生物である発酵菌が活発になる時期でもあります。焼酎や日本酒の仕込みが行われるのも冬のこの時期です。この時期の農作業が、自然栽培の土作りの決めてとなるのでは!と思っています。


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微生物発酵のことなど
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これは、先月末に仕込んだEM青草発酵液の発酵後の写真です。その前は、納豆菌を培養してマンゴーの葉に葉面散布したのですが、発酵後の写真を紹介する機会がなかったので、参考に写真をアップしました。

ちなみに、発酵完了の判断法はマニュアルにも載っていません。全て、自己判断でやっています。発酵中は、独特の香りがします。同時に、泡が出てくることもあります。これは、微生物の呼吸による二酸化炭素の排出によるものだと思います。

発酵が終わりに近づくと、写真右のように白い糸状菌が一面に広がります。同時に、泡も出なくなってきます。このような状態になった時に、濾して薄め葉面散布したり、また土壌に潅水したりして使っています。

 

発酵後に、そのまま放置しておくと、直ぐに腐敗菌が優勢となり腐りやすいため、早めに使うようにするのがコツです。特に夏場は、すぐに腐敗しやすいので注意が必要です。


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遊休農地跡の地力
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これは、遊休農地跡R7区画の今年の植え付け計画です。右側の畝のニンニク、キャベツ、ブロッコリーは植え付けが終わっています。左端には、生姜を植え付ける予定です。


真ん中には、地力を知るべく、吸肥力の弱いパイナップル、サトウキビを植え付けて成長を見たいと思っています。hideやんは、この二つの作物は吸肥力が弱いために肥料を多めに入れた肥えた畑でないと育ちにくいと見ています。

 

 

集落の近くに栽培放棄されたサトウキビがありましたので、写真を撮ってきました。ご覧のように、周りはさし草に囲まれ、恐らく肥料成分も枯渇しているようで、葉は薄緑に、キビの高さも低く、太さも小さいままです。

 

これが、手入れされているサトウキビ畑の様子です。畝間は、機械で除草され、化学肥料もたっぷりと与えられていると思われます。


R7区画に植え付けられたキビの成長状態で、地力を知りたいと思い計画しました。以前植えたキャベツ・ブロッコリーは根が付くまでに時間を要しましたが、今現在はこの区画を含めて、全て順調に育っています。

 

遊休農地跡R6区画に、昨年のリベンジとしてジャガイモを植え付けました。ここは、落花生の二期作をした畝です。左側の畝だけ収穫して植え付けました。落花生は、炭素循環農法と遜色ない収穫量がありました。土寄せの効果を調べる予定でしたが、作業ができず頓挫してしまいました。来年に持ち越したいと思っています。

 

■ナスの果樹化

 

夏が過ぎても、枯れずに越冬の期待を持たせてくれていたナスが、とうとう一本だけに
なってしまいました。今回の寒波(?)で、右端のナス(赤丸)が枯れてしまいました。中央のナスも、萎んだ茎(黄丸)も出てきています。寒波の影響かは不明ですが、残された一本がどうなってしまうのか? これからも観察を続けていきたいです。


来年はいよいよミニハウスを作らねばならいような状況になってきました。ただ、ピーマンだけは順調に育っていることがhideやんの元気の源になってくれています。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)