日々是閃きのままに!

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残暑厳しく

 今朝の井之川岳です。前にも紹介しましたように、都会のような40℃に迫るような気温になることは殆どありませんが、陽射しが強く暑いため、今の時期、日中は外での農作業はしていません。こちらでは、夏場が農閑期で、冬が農繁期になります。冬は、基幹作物のサトウキビの収穫時期になります。他には、早出しのジャガイモ栽培が盛んです。
久し振りにブログアップを考えていたのですが、今回は’残暑厳しく’というタイトルが閃いたので、これに沿って文章をまとめているところです。

 

■ネットで日陰作り

前回、タマネギの直播(じかまき)栽培のことを紹介しました。
ネット情報によると、タマネギの苗作りは、暖地では9月に播種して、2カ月間育苗し植え付けるのが基本のようです。早速、2畝に直播しましたが、その後、残暑が厳しく畝上は高温になり、乾燥状態にもなりました。早速、暴風ネットを2重にして陽光を遮ると共に、乾燥防止効果にも期待しているところです。余りにも、乾燥状態になった場合には夕方に灌水もしています。

こんな状態です。ネット情報では、発芽は1週間ほどだということですが、全く芽は出ていません。最悪の場合は、少し気温が下がった時期を見計らって再播種をする予定です。同じく、別区画での苗作りのところにもネットを張りました。

今年植え付けたナスを越冬野菜にするべく取り組んでいますが、この時期、雑草が多いためバッタが大量発生しています。ナスとか青じそは、バッタにやられてしまい易い傾向にあります。特にナスは、葉だけでなく幹から食害を受けています。このままでは、新芽もやられそうなので、白いネットで全体を覆うことにしたのです。面白いもので、ピーマンは全くバッタの食害を受けないのです。真菰の小さな田んぼで育っているオタマジャクシが蛙になって、バッタを食べてくれる日を心待ちにしているところなんです。

耕作放棄地の開墾

イノシシ撃退用の番犬(ラン)が来て以来、畑も荒らされることが無くなったので、新たに野菜作付け用の畑を開墾しました。広い面積を必要とする、ジャガイモ栽培用に使う予定です。耕起畑なので夏は生姜を、冬にはジャガイモ栽培の輪作栽培にしたいと思っています。

こんな感じになっています。自然循環栽培なので、周りの雑草を如何に肥料化するか!が重要な課題です。①~③までの畝間には溝を掘り、排水性を高めました。この溝には、有機物を入れて分解させ肥沃度アップを目指す予定です。③の畝にはすでに、ラッキョウとニンニクを植え付けています。草刈後、生姜で使った木材チップと菜種油粕を少量まいて耕運しました。量的には少ないので、どれだけ肥沃度がアップするのかは不明です。ジャガイモの収穫量で判断することにしています。

ジャガイモは、吸肥力の面で生姜より劣るので少し厳しいかな~と予想しています。生姜は、問題なく栽培できると思います。どのような結果になるのか!また、ご報告いたします。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)