日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

6月の陽光

 暦も6月になりました。台風2号が過ぎ去り、やれやれと思っていたのも束の間、昨日台風3号が発生しました。本音は、もう勘弁してくれ~と叫びたい心境ですが、これも彼(台風3号)の仕事(?)ですので受け入れて、可能な限り対処したいと思います。

2号は祈りが通じてか、徳之島近海では勢力が弱まり殆ど被害がなく済みました。ただ、本土では前線が活発になり大雨による被害が発生しているようです。被災された多くの方へ心よりお見舞いを申し上げたいと思います。台風3号のほうも気掛かりです。被害が無いように願いたいものです。

 

■タマネギの収穫

 半月ほど前から、ちょくちょく収穫していた新タマネギですが、先日全部の収穫が終わりました。後、別圃場に植え付けたものだけが残っています。こんな感じで、大きいものは、300グラム程あります。ユーチューブで知ったことですが、慣行農法でいう追肥のことを自然農では’補い’と言ってるらしいです。殆ど、補いなしでこれだけの収穫ができたことに満足しています。

今年の反省点は、品種を選ばずにアマゾンから苗を買って植え付けたことです。昨年と比べて玉割れが多く出ました。自家用ですので、食べる分には問題はありませんが、やはり気になります。来年からは、品種選びから苗作りまで一貫してやっていく必要性を感じました。

 

 このタマネギ収穫には理由があります。6月にもなると陽射しが強くなり乾燥気味の裸の土壌には、紫外線も多く当たることになり、微生物にとってよい環境とは言えません。タマネギの横に植え付けた生姜も成長してきていますので、畝自体を直射日光から守る草マルチをするため、タマネギを収穫した次第です。

 

草マルチ後の様子はこんな感じです。昨年に続き、連作した生姜2畝とも順調に育っています。これで、土壌に直接陽射しが当たることなく、しかも乾燥を防ぐことができます。(本来、炭素循環農法では常に草マルチで覆う状態にしておくことを基本にしています)

アップした状態です。葉生姜に比べて、葉の緑色が薄いです。これから成長してくると茎も更に伸びて、葉の数も増え、緑色も濃くなってくると思います。


■夏野菜は半日日陰がいい

 梅雨明けから初夏にかけて、太陽の陽射しは強くなり気温も上がってきます。植物たちには、過酷な季節になっていきます。ですので、特に自然農においてですが、夏野菜は半日日陰の環境の中で育てるのがいいとされています。暑さを好む生姜でさえ、半日日陰での栽培が推奨されています。遊び心農園は、周りが大木に囲まれているため、朝夕は、太陽の光が適度に遮られ、理想的な環境になっています。

 

これは、以前何も耕作していない場所に不耕起で、なすとぴーまんを植え付けた区画です。施肥していないので、有機物を根元に入れ、肥沃度アップのために枝豆(白丸印)を複数植えてあります。越冬野菜になってくれるのか?経過観察していきたいです。粘土団子も蒔いていますが、ちょっと厳しい状況にあります。粘土団子については、機会を改めて総括し紹介したいと思います。

この区画の周辺の様子です。すぐ右にカニステルという果樹が植えられています。左が、台風対策で、葉っぱを落とされたコーヒーの樹です。朝の午前中は、カニステルの枝葉で陰になり、昼過ぎに陽射しを浴びて、夕刻前には周りの大木で太陽光が当たらなくなります。これが、理想の形なのかな~と思っています。

 

残念な報告です。昨年末に枝を切ったポンカンが、芽を出したことを、前に紹介しましたが、やはりというか、想定していたように力尽きてしまいました。自然農へ切り替えて、樹勢を落とし枯死する果樹は、殆どこの時期に発生します。この6月の陽光の強い陽射しと、気温上昇など、厳しい環境に耐えることができなかったのでしょう。今後は、残っているポンカンの樹勢向上・維持のためにも、閃きの実践を通し、新しいことへチャレンジをしていく必要性を強く感じているところです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)