日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

台風2号

 大型で強い台風2号が近づいてきています。進路予想をネットで調べました。3日の午後には、徳之島の東の海上を通りそうです。今年はマンゴーが豊作で、生姜も芽を出していますので、どんな影響を受けるのか!とやきもきした心境に陥っています。早速、小さな野菜の支柱を立てる作業を行いました。他には、コーヒーの樹が特に柔らかく弱いので、竹を2本使い固定しました。

 

台風は、周りの気圧によって進路が決まるようです。具体的には、太平洋高気圧のヘリにそって進むとのことです。今現在は、まだ太平洋高気圧の勢力が弱いために、右側へ曲がるようです。また、気圧も海水温度が高い海域を通ることで、低くなり勢力が増してくるらしいです。さっき、ニュースでは勢力が弱まりそうなことをチラッと言ってましたので、こっちに来るときは弱まっていることを期待?というより祈りたい心境です。

 

キンコウと同様に、例年は袋掛けをしないアーウィンにも袋掛けをしました。これで少々の風には耐えることができると思います。後は、運を天に任せるしかないと思っています。収穫まで、まだ色々あると思いますが、美味しいマンゴーを食べる喜びを味わうためにこれからも可能な限り対応していきたいと思っています。

もうひとつ、風に弱い果樹がこの台湾梨なのです。樹齢は25年以上で、樹高は、6m位あると思います。一般的に商品化されている梨と比べて、水分が少ないのが特徴です。りんごに近いような食感です。将来的には、商品化されている梨を接木によって栽培できればと考えています。風に弱いので、ついてる実は、残念ながら殆ど落ちることでしょう。

 

■田んぼの不耕起栽培

前回予定していた田んぼの不耕起栽培のことについて、まとめてみました。hideやんのやってる農法のベースでもある炭素循環農法や、ソニーさん推奨の協生農法では、稲作栽培についての記述は残念ながらありません。野菜や果樹栽培を主体とした農法になっています。

福岡正信さん、川口由一さんが不耕起栽培で、りんご農家の木村秋則さんが耕起栽培での米作りの紹介をされています。実を言うと、hideやんも以前、不耕起栽培で米作りをやったことがあります。田んぼの不耕起栽培は、雑草対策が難しく今は、耕作放棄された状態になっています。将来的には、真菰栽培用の(溝みたいな)小さな田んぼで不耕起栽培をやり、雑草対策のノウハウを得て、米作りに再チャレンジしたいと思っています。

 

亡骸の層(なきがらのそう)

この言葉は、川口さんが自身の著書やユーチューブで紹介されていて、田んぼ不耕起栽培のベースとも言えるものです。ポイントは、お米を収穫後、稲わらを持ち出すことなく、田んぼ全体に振りまき肥料として循環させるようにしています。川口さんの田んぼでは、永年やってますので、稲わらが古い順番に積み重なっています。それらが、分解されていく過程でお米の肥料となり、無肥料でもお米が育っているようです。このような状態になれば、確かに雑草問題なども解消することが理解できるような気がします。福岡さんの農法も同様にやっているようです。

 

これは、hideやんが自然循環栽培で主に微生物の餌用に主に畑に入れているススキです。稲わらなどはないので、このススキを使って亡骸の層を作るべく小さな田んぼに入れることにしました。一年では無理だと思いますので数年をかけて取り組む必要があります。

実際には、こんな感じになりました。長過ぎるので、切って入れています。水分を含んでないので水面に浮かんでしまっています。オタマジャクシや、水中動物には陽が当たらなくなって可哀想なことをしましたが、数日後には沈んでいくと思います。これだけで雑草問題が全て解決できるのかは、全く不透明ですが、問題があっても狭い田んぼなので対応は難しくないでしょう。この取り組みでノウハウが習得できて、広い田んぼでの米作りへとつながれば最高ですね!


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)