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耕作地の拡大

 久し振りに井之川岳の写真をアップしました。昨日から来週初めにかけて雨の日が続くという気象予報になっていて、朝から時々小雨が降っています。どうやら菜種梅雨のようです。気になるのはライチなのですが、肝心の着果は少ないような感じがしています。


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耕作地の拡大作業
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 昨年に続き、今年も耕作地を拡げるための作業をしました。一般の慣行農法のように、耕して肥料を入れるような方法だと容易に拡げられるのですが、自然農法の場合は’地力を推測して拡大する圃場を選択する’ことが重要になってくると思っています。

 

 昨年、耕作地にした隣を、新たに耕し耕作地として使うようにしました。前にも紹介していますが、昨年の区画には、生姜2畝と右端には、ニンニク・ラッキョウを植えました。ここの畑は、元々ポンカンが植えられていた圃場でしたが、自然農法へ転換後に枯死してしまったので、数年間雑草を生やしたままの状態にしていました。

 

R5(令和5年)区画は、耕耘前に木材チップと菜種油かすを少量撒いただけです。今年のR6区画も、木材チップだけを少量撒いただけで耕耘しています。

 

写真は、R5区画から収穫したニンニクです。放棄地に少々の木材チップと菜種油かすを入れただけなので、作物が育つ肥沃度があるのか!半信半疑だったのですが、見ての通り、大きなニンニクが育ってくれました。嬉しいです。(ただし、ジャガイモだけは大失敗に終わりましたが・・・)

参考に、一番大きなサイズのニンニクは、測ってみると直径が7~8cmありました。今迄の圃場と同じか、それ以上だったので驚いているところです。

 

今回の実績から、R6区画も生姜・ニンニクが栽培できる程の肥沃度は期待できそうな感じです。来年以降も、逐次耕作地の拡大をして多品種少量生産につなげていければと考えています。

 

生姜連作栽培後の、ジャガイモ栽培が収穫減に終わりましたので、横の空いたところも耕し、耕作地を拡げました(赤ライン区画)。

ここも、R6区画同様、木材チップを少量撒いて耕しました。生姜には、重粘土質土壌が最適な感じがしていますので、生姜栽培専用にする予定です。白ラインの区画は、ぼら土を使い土壌物理性を改善して、ジャガイモを主に栽培することに決めました。

 

今回、ジャガイモの葉や茎の成長の様子を見て、肥沃度は問題なかったのでは!と今でも考えています。収穫減の要因になったのも、重粘土質土壌にあるのでは?という推測から、土壌物理性を変えて、来年の収穫量に注目してみたいと思っています。

 

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果樹化野菜作り
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前に、ナスの越冬のためにぼら土を使い土壌改良した畝に苗を植え付けました。両端にナスを、真ん中の左側にキャベツ、右側にブロッコリーを配置しました。キャベツ・ブロッコリー共に収穫後、根圏部分の土も一緒に掘り出して移植しました。この畝は、越冬・越夏を目的として栽培しますので不耕起の畝にします。来年の結果を楽しみに見ていきたいです。

 

こちらは、別畝の様子です。周囲に溝は掘らず、ぼら土を混ぜた土で高畝にしています。ナスの越冬を期待しています。

 

遊び心農園内の果樹根元には、約10年以上前から、順番に毎日生ゴミを入れて肥沃度向上に取り組んでいます。ナス以外のピーマンやオクラは重粘土質での栽培には支障がなさそうなので、果樹の根元に混植しました。写真は、スイートスプリングの根元に植え付けたオクラです。ピーマンも同様他の果樹元に植え付けています。


昨年は、粘土団子で大失敗をしましたが今年のチャレンジは、少々結果が楽しみなものが多いと感じています。自然相手にやることは、とても楽しくワクワクすることばかりです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)