9月も終わりを迎え吹く風は涼しくなり、秋を感じさせるような季節になってきましたが、日中の直射日光は、あいも変わらず容赦なく照り付けています。本格的な秋到来には少し時間が掛かりそうな感じがしています。この時期、体調等崩さないよう気を付けて日々を過ごしたいものです。
前回、ブログで台風13、14号の話をしましたが、今日現在、再び17号、18号とダブルの台風が発生しています。台風18号の動向が気になります。このままこの勢力が変わらないまま進んで欲しいと願うばかりです。
最近、台風の来襲で気温もあまり上がらず、過ごし易い日々になるのはいいのですが、島の基幹作物でもあるジャガイモ栽培農家さんにとっては、そろそろ畑の整地準備作業もやる頃なので気掛かりなことだと思います。
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生姜の白星病
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昨年に続いて、今年もまた生姜の白星病が発生しました。白星病については、昨年ネットを使って調べました。内容は、下記の通りです。
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●症状:葉にいくつかの白色の小斑点ができ、次第に病斑は拡大していき、多発すると 病斑が融合していき葉が黄色になり枯死する
●原因:土壌が乾燥状態となり、肥料が吸えなくなり肥料切れで発生する
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昨年は、雨不足で土壌が乾燥状態になっていたのが原因でしたが、今年は降雨量も多いので、乾燥による吸肥力の低下は考えられず、肥料そのものが不足したために発症したのではないかと考えています。
この区画の耕後耘の状態です。昨年、耕作地面積を増やすため、中央の畝右横の空いた赤枠の区画に少量の木材チップだけを散布して耕耘しました。その後、生姜を植え付けました。
こちらは昨年、耕作放棄地の草を刈って、上記同様に、少量の木材チップのみを散布して耕耘した圃場です。この圃場の、①と②の畝に生姜を植え付けました。比較のために、耕耘前とその後の栽培管理は、全ての圃場で同じように行っています。その後の成長の様子は既に、ブログで再三紹介してきました。
こちらが、現在の生姜の状態です。この様子から分かるように、過去生姜栽培をしてきた中でも一番の出来ではないかと感じています。驚いています。ただ、地上部の成長より、収穫量がどれ位になるのか!が重要ですので、最終的には昨年の収穫データと比較して客観的な判断をしたいと思っています。
横からみるとこんな感じに育っています。内心、hideやんもこの成長状態にはビックリしています。茎葉だけから判断すると、かなりの収穫量が見込めそうな感じがしていますが、どんな結果になるのでしょうか? 楽しみです。
この二つの事例の差は一体どこから来るのでしょうか! 具体的には、地力(肥沃度)の差はどこから出てくるのでしょうか? ここに、自然栽培成功のヒントが隠されているように思えます。
耕作放棄されたまま、まだ残ってるている雑草だらけの圃場が’宝の土地’に変わってくれたら嬉しいです。
■別の話題など
動画投稿サイトyoutubeを視ていたら、納豆菌を使い除草する方法等が紹介されていました。また、除草ばかりでなく、うどん粉病も防ぐことができることも紹介されていました。
以前のブログで、マンゴーがうどん粉病に感染していることを記事にしてアップしましたが、今回、培養してうどん粉病対策をやってみることにしました。尚、納豆菌は、高温を好むらしいので、この作業は夏にやるのがいいとのことです。
微生物の培養は、いつも自己流でやっています。今回の材料は5点、市販の納豆、米ぬか、納豆に付属しているタレ(使わないのでいつも培養の材料になっています)、黒糖、水です。
写真は、米ぬかで増やした納豆菌を、タレと黒糖を混ぜた液に入れて2日目の写真です。発酵が終わる頃に培養液をスプレーを使いマンゴーに葉面散布する予定です。どんな結果になるのかは分かりませんが、hideやんは’やるしかない!’って感じでいつの時も行動しています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
by hideやん(記)
hideやん