これは、今は亡き親父からもらって植え付けたビワです。昨年に続き、今年も実を付けてくれました。ポットに入った１０センチにも満たない小さな苗でしたが、今では２メートルをゆうに超えています。樹齢は１０年位にはなると思います。来年からの楽しみが一つ増えました。
面白いもので、この作業もスラスラと書ける時もあれば、何度も書き直しをしたりと色々あります。今回も、何回か書き直した結果納得できる文章になりました。職業でやってる人の苦労が身に染みて分かるような気がします。今回は、hideやんがやっている自然栽培のことなどを紹介したいと思います。
■福岡正信さんの写真集との出会い
きっかけは、３０年ほど前、サラリーマン生活をしていた頃に自然農法の元祖ともいえる福岡正信さんの写真集との出会いでした。カラー写真で紹介されている農園の風景に魅了されると同時に、肥料を入れなくても、作物は育つんだ！ということに衝撃を受けました。その頃は、大阪に住んでいたので、まさか田舎で自分が自然農法をするとは夢にも思っていませんでした。ただ、親父がタンカン・ポンカンの栽培をやっていたので自然農法でやれば面白そうだな～と漠然と考えていたくらいです。それからの脱サラ・Uターン・就農の話は、長くなりますので割愛することにします。
■自然農法の巨匠を３人ほど
自然農法といえば、福岡さんに続く、２人の巨匠をご紹介します。奈良県桜井市で赤目自然農塾を開かれている川口由一さん、青森で完全無農薬無肥料のリンゴ栽培を可能にした木村秋則さんです。特に木村さんは、NHKのプロジェクトXにも出演されて有名になりました。このお三方の著書や、動画などを視聴して、今現在hideやん独自の’自然循環栽培’に取り組んでいます。
これが自然循環栽培の基本的な考え方です。１０年以上前に考え方をまとめたものです。この栽培法の基本ベースとなってるのは、炭素循環農法というものです。考え方が違うところがありましたので別名称にしました。その後、
①より自然に近い栽培環境を模索する
②如何に人間の労力を省けるか（究極的には何もしないのがいい）
③自然に委ねることの追求
などの思いが強くなってきました。これらの実現のために、自然循環栽培はバージョンアップして変わっていくと思います。
前々回、紹介したhideやんが植え付けしたタンカンです。６年目で、初めて実を付けさせました。実は、このタンカンは無剪定で育てていますが想像以上に理想的な樹形になっていると思っています。（遊び心農園の果樹は全て無剪定状態です）これからの成長と他のタンカンも併せて注目していきたいと思っています。
今日は、hideやんがやってる’自然循環栽培’についてご紹介いたしました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
by hideやん（記）
