日々是閃きのままに!

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この時期、気掛かりなことなど

 昨日の雨は止みましたが、今朝はとても冷え込んでいます。早朝の室内気温は、14℃でした。昨日同様、外での作業は出来ない状況ですので久し振りにブログ記事を書いています。

樹齢が、かれこれ25年以上にもなるライチです。根っこは、直径で3~40センチ位あると思います。高さも3~4メートル位はあるのではないでしょうか。この区画には7本ほどあります。昨日、曇天の中で撮影しましたので、今日の写真は全て暗くなってしまっています。お詫びします。

このライチと次に紹介するマンゴーは、毎年、気温が下がる年初の頃から開花時期を迎えます。とっても小さな花を咲かせます。

ライチの枝と蕾の先端をアップしました。とても小さな蕾です。枝の先の方から伸びてきます。

徳之島は亜熱帯気候に属しているせいなのか、理由は明確ではないですが、年初の寒い時期に雨がよく降ります。この雨がマンゴー・ライチの開花時期に重なってしまうのです。雨が降ると受粉を助ける昆虫などの小動物たちの活動が鈍くなり、結実する花の割合が低下してしまいます。来年はどうなるか!いつもこの時期に気掛かりになってることです。

ハウスにすればいいのですが、遊び心農園は、自家用の果樹・野菜を自然栽培で育てるのが基本ベースですのでこのままでいきたいと思っています。ただ、ライチは降雨量が多くても、そこそこ結実して毎年、自家用位は収穫できていますが、マンゴーは難しいです。

ライチと同じく樹齢は、かれこれ25年以上になるマンゴーです。品種は、アーウィンです。別名アップルマンゴーとも呼ばれています。ず~と前から、花が咲いてるのにもったいない!と知人から言われていましたので、雨除け屋根を作りました。材料代は5万円位だったと思います。7年前のことです。というのも、こマンゴーはライチと違って雨にとっても弱いのです。雨に濡れると、炭疽病という病気になって、結実せず、しても実の枝部分が枯れて茶色くなり実は落下してしまいます。なので雨除け屋根を作った次第です。

これがマンゴーの枝と花芽の写真です。寒い時期で、受粉を助ける昆虫も少ないためらしいですが、マンゴーの花は独特の香りを放ちます。栽培してる方は、受粉のために腐った魚等をマンゴーの近くにぶらさげてハエを呼び寄せる人もいます。hideやんは、いつも毛筆を使って人工受粉作業をやってます。マンゴーの植付本数も少ないので時間を取ることなくやれています。受粉率も問題ないように感じています。

このマンゴー栽培は、とても特徴的なんです。hideやんの栽培は自然栽培で肥料らしきものは殆どやってません。7年前に雨除け屋根を設置して以来、収穫量の変動はありましたが毎年収穫出来ています。2~3年程前から約1キロ近い果実もとれるようになってきました。

同じ集落の方にも、自家用でマンゴーを栽培してる方が2人います。hideやんよりも、栽培歴は永いですが、近年花が咲いてくれない状況に陥ってるのです。鍵は、施肥にあるとみています。マンゴーに限らず、花を咲かせ実を付けるのは子孫を残すためです。肥料も充分にあって、ストレスの無い環境で育てると花が咲かいのではと推測しています(素人判断ですが・・・)

とにかく、果樹の中で一番美味なのがマンゴーだと個人的には思っています。最近は、アーウインよりもキーツマンゴーというのが美味しいと言われています。早速、苗を取り寄せて育てています。将来は、キーツマンゴーを増やして、多くの人に味わってもらえるような農業をやってみたいと考えています。

以上、この時期、気掛かりなことをテーマにまとめてみました。

最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)