日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

今季最強寒波の到来で!

 23日(火)~25日(木)に今季最強寒波の到来(襲来)予報が出され、
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’西日本の日本海側も警報級の大雪の恐れ 太平洋側で雪も’
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というタイトルとなって配信されていました。亜熱帯気候の徳之島でも、今朝の室内気温が午前11時で14℃になっていました。寒くて雨も降り、外での作業ができないのでブログの更新作業をやることにしました。

 

寒い!寒いと言っても、ここでは雪が降ることもない環境で過ごせることに感謝せざるを得ません。能登半島地震で、避難所暮らしをされている方々にとって、追い打ちをかけるような今回の最強寒波到来には本当に心が痛みます。全員の方が、落ち着いて過ごせる日々が一日も早く来ることを遠く離れた徳之島の地から願っています。

 

 今年二度目の農園情報です。写真は、アーウィン種(マンゴー)の新芽です。年末から年始にかけての暖かさのせいだと思いますがこんな感じで伸びています。この新芽が出ると、この枝からの花芽は期待できなくなります。

昨年は、別品種で幻のマンゴーとも呼ばれている、金煌マンゴーが出蕾して少しばかりですが果実を収穫できました。金煌種は、アーウィン種より栽培が難しくて、ネット上でも栽培情報が少なかったため、自分なりに試行錯誤してやってきました。

宮古島の生産農家さんからの情報では、隔年(1年おき)にしか出蕾しないとのことですが、どうなのか!、情報を鵜呑みにすることなく実際にやって確認することがとても重要なことだと思いますので、今年も観察を続けていきたいです。

*このブログでのhideやんの植物栽培の記述は、全て自己流の素人自然栽培でやってます。この点を十分ご理解ください。

 

アーウィン種の他の枝先の写真です。赤丸で囲んだ先から、芽が出てきます。今の時期、一番の関心事が、この芽が’新芽か!花芽か!’ということです。花芽になってくれれば、出蕾し花が咲き果実となります。

 

==生殖成長と栄養成長==

昨年、マンゴー栽培に取り組む中で、植物には’生殖成長と栄養成長’というのがあることを知りました。花芽を付けて、果実を成らせるのが生殖成長で、新芽を付けて枝や葉を成長させるのが、栄養成長と呼ぶらしいです。

今の時期、果実を成らせるために生殖成長に持っていく必要があります。もちろんマンゴーに限らず植物が果実をつけるのは、人間のためではなく、果実の中に種を宿し子孫を残すためです。

 

==適度のストレスを与えること==

植物自身が、子孫を残さねばならない!と判断するための一番の条件は、適度のストレスを与えることだと思っています。ストレスのない環境では、吸肥力の強いマンゴーは、すぐに栄養成長になってしまうような感じがしています。実際に、肥料を与え過ぎたマンゴーには、枝葉ばかりが成長して、さながら観葉植物のようになってるのを見たことがあります。

植物に対するストレスには、①水分、②肥料成分、③気温などが考えられます。hideやんの栽培は、自然農ですので①、②は問題はなくコントロールできていると思います。

 

今回の最強寒波の到来で、③の気温が下がりストレスとなって、花芽の促進が進むのではないかと、hideやんは密かに期待しているところなんです。雨除け屋根の構造もハウスより気温の低下にメリットがあるように思っています。結果が楽しみです。

 

生姜収穫後に植え付けたジャガイモの葉があまりにも伸び過ぎているために、両サイドに紐を通して、茎葉を押さえてタマネギに陽が当たるようにしました。竹は、紐をジャガイモ側に固定するために立てています。これで、少しはタマネギにも陽があたり成長も早まるような気がしています。

耕作放棄地を開墾した圃場への生姜の植え付けが終わりました。記事が長くなりそうなので次回、紹介したいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)