日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

植物の個性

 日本全国的に暖冬傾向にあるようです。15日の気温は、4月並み!という報道も耳にしました。まだ2月の中旬だというのに、この先の天候が思いやられます。

 

 ここのところの暖かさで農園内のスモモの花が咲きました。本土では桜の花も咲き、これからの花見シーズン到来に心がウキウキしておられる方も大勢いらっしゃることでしょう。

hideやんはどっちかというと、花より団子派なので、スモモの収穫の方が待ち遠しく感じています。このスモモは、定植してから5~6年位は経ったように思います。他にも植えていますが、全てこのように花を咲かせてくれたら嬉しいのですが、個体によっては、花を咲かせてくれない樹もあります。これが個性というものなんでしょうね。

 

近くに植えてある別のスモモの樹です。枝から出ているのは、新芽ばかりです。赤丸で囲んだ部分が新芽になります。こうして印を付けることで、如何に新芽が多いか!が一目瞭然だと思います。花が咲いている樹より、一年ほど後に植えたスモモですが同じように植え付けている他の樹では花を咲かせていますので、この樹木特有の性質のような気がしています。来年あたりまで様子を見て、その後の対応策を考えたいと思っています。


スモモ以上に気になってるのが、前々回に紹介したマンゴーの花芽です。今の状況は、まだ芽が出る様子もなく、新芽・花芽の状況は不透明のままです。何か参考になりそうなことはないかと思案していたところ、別の圃場に自然状態で植え付けている金煌マンゴーのことを思い出したのです。早速、様子を見て来ました。

 

これが自然状態の金煌マンゴーです。白丸で囲んだ部分がマンゴーの蕾です。何と、殆ど出蕾状態になっていたのです。植えてある数本のマンゴー全てが出蕾状態になっていました。このマンゴーは、放任状態なので、ライチと同じ位3~4m位の高さはあるかと思います。

人間が管理・栽培するマンゴーとの出蕾時期の差異要因は何なのか? 探っていく必要がありそうです。ちなみに、マンゴーの出蕾が遅いのは、hideやんのマンゴーだけではないことも報告しておきます。


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ナスの話
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 昨年来、亜熱帯気候の長所を活かすために越冬野菜作りに取り組んで来ました。ピーマンは問題ないのですが、ナスだけが2年連続枯死してしまったことはこのブログで報告した通りです。今年に入り、原因を追究すべく、ナス全般についてネットで情報を収集したところ、それらしき情報をゲットすることができました。今年こそ、ナスの越冬成功を目指してやっていきたいと思っています。


●枯死の原因は重粘土質土壌?
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 ネット情報によると、ナスの原産地は熱帯地域のインドで、本来数年に渡って残る多年生植物ということらしいです。越冬には向いていそうな情報なので期待したいです。他には、水分・養分を欲しがる性質を持ってることも、複数のサイトで共通していました。

 

枯死要因に関する情報は、以下の通りネットから引用させて頂きました。本当にありがたいです。感謝!

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ナスは深根性作物で、栽培期間も長いので、主根は地中深さ 25~30cm まで伸びることがある。ただし、養水分を吸収する側根と細根は主に地面 15cm 以内の表層土に分布して、柔らかい通気性と保水性のよい土壌が適している。

土が過湿になると、半身萎凋病と灰色カビ病、すすカビ病などが起きやすく、草勢の早期衰弱につながる

排水が良く、透水性(水はけ)の良い砂壌土または壌土質の圃場を選択して、粘土の多い埴土と重粘土が不適である。

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粘土の多い埴土と重粘土が不適だということが分かりましたので、土質改善をすることに決めました。生姜の連作栽培ができるほど魅力ある重粘土質土壌でも、ナスには不向きのようです。

 

早速、土壌改良資材入手のために、ホームセンターに行き宮崎県産のぼら土を買ってきました。調べてみたら軽石で、多孔質になっていてペーハも弱酸性で、土と混ぜても問題なさそうな感じなのですぐに使えそうです。

 

買って来たのはいいのですが、どのようにするのか?が中々閃かないために作業はしていません。少し時間をかけて、いいアイデアを模索したいです。過去、重粘土質が災いして、使えない区画もありますので、圃場を有効活用するために新しく土質改善をして甦らせるのもいいですね。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)