ここ数日の徳之島の気温は、25℃を越える夏日が続いています。朝から雨模様なので、ブログ原稿を書いています。ライチの花も咲き始め、少し気掛かりですが、毎年少々の雨が降っても、自家用程度は収穫出来ていますので大丈夫だと思います。
昨年は、異常気象や地球温暖化の問題を様々な形で実感する一年でもありました。一番身近な問題は、雨不足による集落水道の断水です。昨年、11月から今月までの丸3カ月間断水状態が続いています。今年は、世界的にどのような変化があるのか気掛かりなのは、hideやんだけではないのでは!と思っています。
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モンシロチョウ対策
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気温上昇で、モンシロチョウが飛び始めています。このモンシロチョウ、アブラナ科の野菜(キャベツやブロッコリー)の葉に卵を産み付け、孵化後の幼虫(青虫)は、その植物の葉を食べて成長するようです。アブラナ科の野菜には、キャベツやブロッコリー以外に、小松菜、チンゲンサイ、カブ、ミズナなどがあります。
食害を受けているキャベツです。比較のために、被害を受ける前の写真を連結してみました。いつの間にか、全く気が付かない内に食害を受けていました。被害発見後からは、朝晩、植え付けたキャベツ・ブロッコリー全数の青虫捕獲作業をやっています。これが本当に根気の要る作業なんです。
これが、昨年越夏した協生農法区画のキャベツと定植したブロッコリーの食害を受けた写真です。見るも無残な姿になっています。
’敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず’という言葉もあります。今回、モンシロチョウについてネットで調べてみました。これを参考に来年以降は、新しい栽培法を模索・実践したいと思っています。
生態について
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*以下写真や内容は、ネットからの引用です。
まとめ
①暖地では、幼虫(青虫)、蛹で越冬するというサイトもあれば、他に、卵や蝶の姿でも越冬するという記述もあった
→徳之島は、亜熱帯気候でもあり、全ての形で越冬していると考えるのが正しいように思う
②上記写真を総合判断すると、卵の産卵から、蝶の誕生まで早ければ25日前後になる(冬場は気温低下のため遅くなる)
③キャベツやブロッコリーの葉の裏を見るとすぐに卵を発見できる(実際の卵はこの写真よりも小さい)
④他、混植による対策法など
●キク科のリーフレタスを混植する
*赤色のリーフレタスの方が効果アップ(赤色を嫌うため)
●同じキク科のシュンギクでも同様の効果がある
以上、ネットからの情報をまとめました。要は、蝶と作物の接触を避ける手段を講じて産卵を防ぐ事がポイントになるようです。越夏野菜としての栽培も取り組みますので、それも考慮してベストな方法を模索する必要があると思っています。
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栗カボチャのその後
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一昨年、マンゴーの根元から自然に発芽した(こぼれ種の)カボチャが成長して実を付け、収穫まで至ることができました。この経験から、もっと味のいい栗カボチャを同じように栽培してみよう!ということを思い立ち現在チャレンジしています。
これが一番肥沃度の高いところに植え付けたカボチャです。凄く元気よく伸びています、写真では分かり難いのですが実を付けています。どれだけの大きさに成長してくれるのかとても楽しみです。今後は、自家採種もして自然循環栽培にあった種の確保も期待しているところです。
これが成長中のカボチャです。パイナップルと混植状態で育っています。ここの区画には、他にニガウリもすでに芽が出ていて早めの収穫が期待できそうです。
参考に、マンゴーの根元の栗カボチャです。勢いが弱かったのですが最近やっと蔓が伸び始めました。水分・養分が少ない中でも成長している姿に感動すると共に生命力の強さにも驚いています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
by hideやん(記)