日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

お盆も終わり

 今日は朝から雨模様で、ブログを書く最適な環境になっていますので、逆らうことなくパソコンに向かうことにしました。

 徳之島は、台風が過ぎ去ってから朝晩は秋らしい気候になって来たように感じています。ポンカン畑に行くと、無数の赤とんぼが飛び交っています。これからが、有用微生物(EM)が活性化する時期を迎えることになります。肥料を入れることがない自然循環栽培ではとても重要な季節になります。

早速、キノコを見つけました。これからは、色々な形をしたキノコを発見することができると思います。昨年から取り組んでいる、ソニーさん推奨の協生農法の不耕起畑も2年目を迎えます。色々と課題も見えてきましたので、それを踏まえ冬野菜の栽培に取り組みたいと思っています。

 

■マンゴー素人自己流栽培

 金煌マンゴーの栽培に関するネット情報が皆無である中で、開花から収穫まで、貴重な体験をすることができたのが今年の夏の成果だったように思います。素人自己流栽培ですが、マンゴー栽培で課題を抱えておられる方へ、多少なりとも解決へのヒントになれば嬉しく思います。

 

■生殖成長と栄養成長

 植物は、生育過程によって生殖成長と栄養成長に分けられます。
開花して、果実を実らせる迄が生殖成長で、新芽を出して茎、葉、根など作る過程が栄養成長と呼ぶようです。

アーウィンの現在の様子です。果実が有る無しに拘わらず、新芽は殆ど出ていません。まだ、完全に生殖成長の過程にあるようです。

こちらが、金煌マンゴーの様子です。見えている枝は、この夏に出た新芽が成長したものです。すなわち、金煌マンゴーは早い段階から既に栄養成長に切り替わっているのです。

 

過去、同じ圃場で、近くに植えて手入れなども同じようなやり方で栽培してきましが、このような個体差が出ています。これが、個性なんだろうと思います。金煌マンゴーの根っこは、直径22cmで、アーウィンの1.6倍の太さになっています。以下は、推測に過ぎませんが下記のような流れになっているのではないかと思われます。

金煌マンゴーは
吸肥力が強い→樹勢が強い→根っこが太い→栄養量も多い→生殖成長が短い

 

ただ、気になることはネット情報によると、金煌マンゴーの収穫時期はアーウィンより遅く、8月末から9月上旬になっていることです。
(遊び心農園では、アーウィンよりも早く収穫しています)

 

結論
■トラブルの要因は全て新芽のせい?

●当初、裂果の要因を推察した時は、直射日光が原因なのではないかと推測し全数袋かけをしました。ところが、今回16個中、4個の裂果が発生しました。詳細に調べてみたところ、全てに新芽が絡んでいるような形跡があったのです。

●今回、40個中、24個が生理(自然)落下してしまいました。ネットで調べると他の果樹で、養分が新芽に取られることで、果実に養分が行かず落下してしまうという記事があったのです。

 

この結論は、全て推測の域の話ですので、来年以降経験を重ねることでまた、別の視点が浮かび上がってくることも考えられます。今の段階では、如何に新芽の発生を抑える(遅らせる)ことができるのか!が、重要な鍵を握っているような気がしています。美味しいマンゴーを食べるために来年も飽くなきチャレンジをしていきたいです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)