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台風6号

 午前中から、雨が降ったり止んだり、時々突風が吹いたりと今日の徳之島は荒れた天気になっています。報道によると台風6号は、沖縄地方に大きな災害をもたらし、死者も2名出ているようです。

古くから沖縄・奄美地方は台風の通り道でもあるため、災害が起きることはとても珍しいことなのです。

 

これが、昨日の進路予想です。このように台風6号は、徳之島を直撃するコースで進んだのです。最初、この進路予想を知った時には、ショックでした。さすがに今度ばかりは’一巻の終わり’だな~と、観念したものです。農作物などは既に眼中になく、家と周辺だけには被害が出ないことだけを願っていたのです。

 

■停滞で気圧が上昇

ところが、蓋を開けてみると、本当に近くを通り過ぎたのかと思うくらい雨風が弱かったのです。ただ、通り過ぎた昨日からは、吹き返しの雨風が強くなり、多少弱くなったとはいえ、今も続いています。でも、災害が出るような強さではないので、ほっと胸をなでおろしている所です。

 

沖縄との差は、気圧によるものであることを知りました。南から沖縄に向かってきた時の気圧は、930hPaだったのですが、徳之島を通過する際の気圧は、970hPaになっていたのです。何故、気圧が上昇したのでしょうか? 台風は、海面水温によって強さが決まるとのこと。27~8℃位が目安になるようです。この台風は、太平洋高気圧によって、行く手を阻まれ停滞することで、深いところの気温の低い海水と表面の高い海水が混ざり合うことにより、海水温が下がったため気圧上昇を招いたようです。また、ゆっくりと進むことで海面水温も低く保たれ続けたのではないでしょうか。

 

いずれにしろ、ラッキーだったことは間違いないです。今年は、マンゴーも豊作で収穫待ちのものもまだありますので、とても嬉しいです。生姜も、葉が折れたものも数本見受けられましたが、大きな被害はなさそうです。安心しました。あり難いことです。

 

今朝、いつもの台風情報のサイトには、新しい台風7号が出ていました。徳之島からは遠く離れていますが、今後の動向が気になります。大きな被害が起きないことを祈りたいです。

それにしても、最近の世界的な異常気象の数々には、何か考えさせられるものがあります。昭和の時代・子供の頃の懐かしい夏の日々が恋しくなっているhideやんです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)