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金煌マンゴーの裂果発生!

 台風5号が発生して、日本のはるか西の海上を通過しているため、徳之島は、朝から雨が降ったりやんだりして、どんよりと曇った天気になっています。太平洋高気圧の勢力が強くなっているため、台湾から中国方面に向かいそうな予報になっているようです。報道によると、この台風からの湿った空気の入り込みが、日本全国猛暑状態の一因にもなってるらしいです。お互い熱中症には十分注意して無理をせず過ごしたいものです。

 今日のタイトルは、金煌マンゴーの裂果発生!です。生理落下が収まり、順調に育っていましたが、先日、袋を開け点検したところ2件の裂果症状が見つかりました。1件は、果実自体が小さいため生理裂果ではないかと思われますが、もう一件は縦が15cm程の果実だったので気になり、調べてみました。

裂果したマンゴーです。殆どが、縦に割れてしまいます。この果実がぶら下がっていたところを観察すると、近くから20cm位の新芽が出ていたのです。生理落下の原因が新芽ではないかと考えていましたが、裂果要因にもなっているのではないかと推測されます。さっそく、他の正常な果実の周辺を確認しましたが、新芽の発生はありませんでした。次回から注意して確認する必要がありそうです。

こんな感じになってました。宮古島の金煌マンゴー生産者が、金煌マンゴーの栽培が難しいという点はこんなところにも理由があるような気がしています。今後、さらに栽培を経験して、ノウハウを得ることで安定生産に結びつけられるようにしたいものです。

 

農園内で一番大きな金煌マンゴーです。縦が21cm、横が11cm位ありました。これだけ大きければ食べ応えがありそうです。早々に、収穫の要領と食べ方についても調べてみることにします。

 

3年ほど前に、接ぎ木苗で購入したキーツマンゴーが今年は、一個だけ実を付けました。昨年も花は咲きましたが、着果せず今年が初めてのキーツマンゴーです。味の食べ比べができそうで、楽しみです。

 

■生姜の追肥と土寄せ作業

今の時期、生姜の根茎が大きくなり土から顔を出すようになりますので、一般の栽培では土寄せと同時に追肥作業をします。hideやんの自然循環栽培では、土寄せ作業も追肥作業もしません。

これは、木材チップです。これを生姜の根元にマルチすることで土寄せと同じ効果を狙っています。また、このチップが微生物によって分解され、それから得られる栄養素を追肥の代わりに利用しています。

こんな感じです。また、この木材チップの上には農園内で刈った雑草もマルチして有効利用しています。永年やってますので既に、肥料なしでも大きな生姜が収穫できるような、微生物が活性化した環境が作られているのではないかと想像しています。今年11月頃の収穫が楽しみです。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)