日々是閃きのままに!

自然と宇宙の妙味を探求します!

恵の雨

 ず~と晴れが続いていた徳之島に、今朝待望の雨が降りました。
農園内の植物達も、とても喜んでいるように見えました。今迄は、灼熱の陽光が降り注ぎ、耕作外の土は乾燥のために、ひび割れも出ていましたがやっと雑草も元気を取り戻しています。やっと一息付けそうです。

 

ミニ田んぼに植え付けた真菰です。大きくなって、高さは1.3m位ありました。何せ初めての栽培なので、収穫まで辿りつくことができるのか?! これからも見守っていきたいと思っています。田んぼの土作りは、亡骸の層を目指して、ススキを刻んで入れていることは以前紹介しました。その後、色々と閃きがやってきて、新たな取り組みをすることにしました。

新たな取り組みとは、ズバリ!鰌(どじょう)を飼うことです。アマゾン、ヤフオクで探したのですが、何せ生き物なので苦労しました。やっとの思いで、三重県の方から購入することができました。発送手配から3日目の昨日、やっと届きました。恐る恐る中を確認したところ、10匹とも元気で泳いでいたので’やった~’という感じで嬉しさが込み上げてきました。

こんな感じで、バケツで泳いでいました。早速、真菰を植えているミニ田んぼに放流しました。今後、鰌が成長する中で田んぼの肥沃化にどれだけ効果があるのかは全く不透明ですが、何年後かに鰌鍋が楽しめるのを期待してやっていきたいと思っています。(鰌鍋の方が本音に近いような気もしていますが・・・)

 

●何故、鰌(どじょう)なのか!

一番の理由は、生命力があるからです。鰌は、水が無くなっても泥の中に水分があるだけで生き残ることが出来るのです。前に、田んぼで米作りをしたことを紹介しましたが、その時も田んぼで鰌を飼っていました。その時、水が無くなっても生き残っているのを確認したのです。この真菰への水は、川から引いてきているので大雨ですぐに止まってしまいます。普通の魚だと、死んでしまうリスクもありますので、鰌を選択した次第です。鰌の餌の残りや糞が、田んぼの肥沃化につながることを期待しているところです。

 

真菰と同時期に植えたキャッサバです。高さは、1m位あります。肝心の芋はどれ位の大きさになっているか不明ですが、ネット情報を参考に栽培していきたいと思っています。

 

不耕起畑の、ナス、ピーマンが実を付け始めました。今年の目標は越冬野菜作りなので、収穫よりもこちらに注意をはらって観察し、成功させたいと思っています。今後、肥沃度をどのように維持していくのかも自然栽培の大きな課題です。実践を通した取り組みを通して課題解決へつなぐことが、一番の強みだと思っています。


最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)