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農園の風景

ラムサの記事が続きましたので、気分を変えて最近の農園の風景をご紹介します。

徳之島でも、最近やっと朝晩は冷え込むようになりました。と言っても、今、午前6時、室内温度計は21度の表示になっています。これからの季節が、農園内の有用微生物達が活発な活動を始める重要な時期にもなります。

秋になると、落ち葉の下をめくると、白い糸のようなものが四方八方に張り巡らされているのを見かけるようになります。菌類の中の糸状菌という種類の微生物です。詳しいことはわからないのでネットで調べてみました。
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糸状菌(しじょうきん)(filamentous fungi)
糸状菌類とは、糸状の菌糸(きんし)で生活する微生物で、一般的に「カビ」と呼ばれている生物である。単細胞性(たんさいぼうせい)で生活する酵母(こうぼ)や肉眼で見えるほどの大きな繁殖器官(はんしょくきかん)を作るキノコとともに真菌類(しんきんるい)に属する。
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この時期になると、畑のあちこちから色々な種類のキノコを発見することができます。

これは、マンゴーの下に生えたキノコです。4本のなかの一本だけからキノコが出てきたので撮影しました。

これは、圃場内の作物を栽培していないところに出たキノコです。
他にも、色々な種類があって芸術作品のような感じがしています。
年中を通して今だけ見ることができる風景です。

糸状菌は、栽培しているところの土を掘り返すと、有機物の周りにくっついていて確認することができます。生姜の根っこ部分の土を掘り返してみました。白い部分が、糸状菌の菌糸です。

生姜が収穫時期を迎えています。気温が高い間は成長を続けるという事なので寒くなるまで収穫時期を遅らせています。どれだけ成長したのか、梅雨前に植え付けたものと現在の姿を一枚の写真にしました。梅雨前は、生姜、落花生、ラッキョウを植え付けていましたが、今は、生姜のみ残っています。9月末に植え付けたニンニクが芽を出して成長しています。

今年の冬は、果樹(樹木)と共生させて栽培するソニーさん推奨の協生農法にチャレンジしています。葉物野菜は、不耕起でするべく、夏の間中雑草でマルチして草が生えないようにしました。農園に五カ所準備して、テスト栽培をします。

どれだけ地力があるのか試したいので、キャベツの苗をすべてのテスト圃場に植えました。丸で囲んだところがキャベツの苗です。
残りは、葉物野菜の種を蒔きました。どういう結果になるのか!楽しみです。

現在の圃場も、果樹やら野菜の栽培面積が増えてきて、手狭になってきたので、ポンカン畑にも果樹間にタマネギを植え付ける予定でいます。(既に、紹介済みです)こっちは、不耕起でなく自然有機物(主にススキや木材チップ)を入れて、夏の間中寝かしていました。タマネギ苗が到着次第、植え付ける予定です。

畑はこんな感じです。周りのネットはイノシシ除け用です。心配なので助っ人を調達(?)してきました。10月から、我が家の一員になりました。

名前は’らん’です。2歳オスなので、やんちゃ盛りです。面倒を見るのも大変ですが、イノシシを追っ払ってくれることを思えばへっちゃらです。これからの活躍に期待している所です。
以上、最近の農園風景でした。

最後までお読み頂きありがとうございました。
by  hideやん(記)